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ALWAYS 三丁目の夕日 [★★★*(3.5)]

ALWAYS 三丁目の夕日”★★★*(3.5)

三丁目の夕日.jpg

監督:山崎貴(2005年製作)

出演:吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希、他

遅ればせながら昔、テレビで放映されているのを録画したまま観ていないことに気付き、観ました。当時も評判よかったように記憶してますが、なんだか心が洗われる感じがしていいですね。

舞台は昭和33年、三丁目(建設中の東京タワーすぐ近くの町)が舞台。青森から働きに来た女性(堀北真希)、受け入れる鈴木家(自称、自動車会社である鈴木オートを経営、堤真一、薬師丸ひろ子)、その道を挟んだ反対側にいる売れない小説家(吉岡秀隆)。その小説家にひょんなことから預けられることになる少年、その少年が小説家のうちに転がり込むことになるきっかけをつくった女性(小雪)と・・・登場人物も多彩で、昭和の青春・家族・純愛の群像映画といったところ。

当時の東京の雰囲気の再現もいいですが、やはり、心温まる家族、近所の触れ合い(ぶつかりあい)が癒し、です。もちろん、切ないところもあるのですが・・・。ゆったりと何かに疲れたときに観るにはぴったりだと思います。

 


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ザ・バンク 堕ちた巨像 [★★★*(3.5)]

“ザ・バンク 堕ちた巨像(THE INTERNATIONAL)”★★★*(3.5)

THE INTERNATIONAL.jpg 

監督:トム・クヴァ(2009年製作)

出演:クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、他

ルクセンブルクにある巨大銀行IBCCの陰謀/違法取引を暴こうと奔走するインターポールのエージェントとNYの検事。証拠に近づいたかと思うと、その証拠が消えてしまう。それでも正義を信じ戦い続ける二人を待ち受けるものは・・・・。

手に汗握る展開で、心理戦あり激しい銃撃戦あり、と最後まで目が離せず、扱っているテーマは重いものである一方で純粋にアクションエンターテインメント映画としても充分楽しむことができます。現代の闇/暗部を描いた作品で考えさせられるものもあります。最後の結末へのもっていき方にしても単なるエンターテインメント映画で終わりたくないという作者側の意向も感じられます。なかなかお腹一杯になれる映画です。

監督は“パフューム”の人です。

 


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MW [★★★*(3.5)]

“MW(ムウ)”★★★*(3.5)

mw.jpg 

監督:岩本仁志(2009年製作)

出演:玉木宏、山田孝之、石田ゆり子、石橋凌、他

週末、映画館で観てきました。手塚治虫原作で映像化が難しいと言われていた作品。16年前にある島で島民全員が死ぬという事件が起きる。この事件は政府によって隠蔽されるが、実は2人の少年は奇跡的に生き延びることができた。一人は神父となり、もう一人は表の顔はエリート銀行員、裏は事件の復讐をすべく世界を変えてやろうと冷酷な殺人鬼となり・・・・。

観る前に原作を読もうかなと思い、買いましたが、結局映画が先になってしまいました。ただ結果的にはよかったかな、という気がします。全体的には先の読める展開で、最後の最後はどういう形にするのかな、と思ったぐらいで、意外性はあまりないような感じ。一方でエンターテインメント作品と言っているだけあって、見所は随所にあって、見終わったときはお腹一杯になっていました。

観る人によってはすっきりしないかな、と思ったのは、善と悪との対立軸ではなく、世界滅亡を企む主人公も一体誰のせいでそうなってしまったのか、善に近いところにいるもう一人も、本当に善なのか、といったところが絡みあっているので、いろいろ考えさせられます。でも、そもそも、本当の悪の所在はどこにあるのか、というところなのではないかと思います。

でも全体的には骨太で映画館に行く価値は充分にあると思います。

 


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インクレディブル・ハルク [★★★*(3.5)]

“インクレディブル・ハルク(INCREDIBLE HULK)”★★★*(3.5)

HULK.jpg

監督:ルイ・レテリエ(2008年)

出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハート、他

2週間くらい前の平日にユナイテッドシネマ豊洲に行ってきました。遅い回ということでガラスキでした。自分以外には、僅か6人の観客。気分は貸切!ってか映画館としては大丈夫か心配になってしまいますが。

これは2003年にアン・リー監督で映画化されたものの再映画化。この夏のアメコミ映画の口火を切る映画。マーベルはこの作品より製作にも参加。映画化する権利をライセンスとして売りロイヤリティを得るというのが従来の仕組みででしたが、スパイダーマン等で代表されるほどのヒットでもロイヤリティではリターンが大きくないこと(リスクがないので当然ですが)から、製作にも入ってきたとのことです。同じマーベルで行くと、来月“アイアンマン”が公開です(一足先に飛行機の中で観たので、こちらも別途)。

さて、ハルクですが、ヒーローものの映画好きというのもありますが、個人的には気に入りました。エドワート・ノートンも好きですが、それにしても久々に観たような気がします。本作品では、最初の脚本が気に入らず、全部書き直したというくらい身が入ってます。ある種等身大(変身したときには完全に違いますが)で苦悩しつつも強く生きるヒーローを演じてます。そして、アクションも定番通り(?)見応えがあって、純粋に楽しめて好きです。

アイアンマンもそうですが、最後に次に繋がりそうな伏線を張ったシーンがあるのも何か期待を抱かせます。

インクレディブル・ハルク デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD


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STREET KINGS [★★★*(3.5)]

STREET KINGS”★★★*(3.5)

streetkingsaf2.jpg

監督:デヴィッド・エアー(2008年)

出演:キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィテッカー、他

これも飛行機の中で観た映画。日本では未公開。キアヌ主演のクライム・サスペンスです。キアヌは刑事役(ロス市警)で、妻を亡くして以来、絶望の日々を送る一方で、悪を憎む余りルール無視の型破りな役柄を演じている。同僚が殺害され(実はキアヌは現場に居合わせてしまうのだが)、犯人を追っているうちに、警察内部の不正がある疑念をもってしまう。

なかなかスパイスの効いたストーリー展開で、なんとなく本当の悪者は途中で検討ついてしまうような気もするけど、気にせずはいりこんでいけると思う。最後は、これってすっきりした結論なのだろうかと個人的にはちょっと思いましたが、アメリカ的な結末なのでしょう。監督は、“S.W.A.T”や“トレーニング・デイ”の脚本していたということできっと得意分野なんでしょうね。なんやかんやで、入り込めたということで評価は★3.5です。

S.W.A.T.

S.W.A.T.

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

 

トレーニング デイ 特別版

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暗いところで待ち合わせ [★★★*(3.5)]

“暗いところで待ち合わせ”★★★*(3.5)

暗いところで.jpg


監督:天願大介(2006年)

出演:田中麗奈、チェン・ボーリン、宮地真緒井川遥、岸部一徳、佐藤浩市、他

相当に久々のアップになります。余り映画を観る時間をうまく作れず、でした。このところ、TSUTAYA DISCASを完全に活用しきれていない。何にしても、久々に観ました。なんだか後味のよい、ゆったりとした映画でした。

テレビへの露出度は少なくなりましたが、田中麗奈、映画では頑張っています。

田中麗奈演じるミチルは、事故で光を失ってしまう。さらには唯一の家族である父も突然失ってしまう。そんな中、外に出ることをせず、家に閉じこもったような生活。そんなある日、家の前の駅ホームで殺人件が起きる。容疑者のアキヒロは、ミチルの家に潜り込み、不思議な生活が始まる、というもの。

決してテンポはないが、予想外の展開もあり、また、ミチルとアキヒロを軸に孤独な二人の心の交流がゆったりと描かれており、観おわったときも、なんだかほんわか、でした。思ってたより(あんまり期待してなかった)、よかったです。

劇中では流れない(エンディングのみ)が、メレンゲ主題歌“underworld”が良いです。
早速ダウンロードして、現在ヘビーローテンション中。

そんなこんなで、年末年始に向かって映画Life復活を目指します。


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象の背中 [★★★*(3.5)]

“象の背中”★★★*(3.5)

監督:井坂聡(2007年)

出演:役所広司今井美樹、塩谷瞬、南沢奈央、井川遥、他

本日公開の作品(原作は秋元康)、木場の109シネマズで観てきました。
豊洲のユナイテッドシネマが如く空いてて快適でした。

不動産会社で部長として働く藤山幸弘(役所広司)は順調な生活を送っていたが、ある日、突然検査の結果、医師に肺ガンでもって余命半年と宣告される。幸弘は、いろいろ考えた末に一つの結論を出す。それは延命治療を行わず、残された半年で今までに自分と関わった人と直接会い、思いを告げるというものであった。

幸弘は、死に直面して生の意味を感じ、だからこそ“生きたいんだ、死ぬまでは”と強く思う。生を生として完結するために死を覚悟する。家族は、少しでも長く生きて欲しいと強く願うが、幸弘の願いを受け入れ、支えていく決心をする。

末期ガンの病状がリアリズムを持って描かれているかどうかはよく分かりませんが、本人(幸弘)と家族の心情はよく描かれていて、心打たれました。なんだか久々に映画館ですっきり泣いてしまいました。幸弘が様々な人と最後の出会いを求めていくシーン、そして死に直面して、強さを持ちつつも死を恐れる気持ち、がっつりと心の中に伝わってきました。

役所広司の演技が光っています。そして、今井美樹もひたむきな妻を良く演じていたと思います。
演技とは関係ありませんが、井川遥演じる悦子役(恋人)に関しては賛否両論あるだろうな、と思います。ただ、素直な感情を描くにあたっては一役買っているのではないかと。そして、岸辺一徳の演じる役がいい味出してます(役柄は敢えて触れないことにしておきます。)。

ただ、生きることをこの映画から感じとってください。


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PERFECT BLUE [★★★*(3.5)]

“PERFECT BLUE”★★★*(3.5)

PERFECT BLUE.jpg 

監督:今敏(1998年)

出演:岩男潤子、松本梨香、他(声の出演)

「パプリカ」を見て以来、今敏が気になっています。ということで10年近くも前の作品ですが、借りてきて観ました。ダイエット中なのでポリシーに反しますが、フィットネスマシンの自転車を漕ぎながらの鑑賞でしたが。個人的には「パプリカ」の方が好きですね。といっても着目している点が違うので一概に比較はできないのですが。「パプリカ」は夢と現実の狭間、夢が現実を浸食するという設定でのストーリー展開になっていますが、この作品はアニメ・サスペンスを起点に、主人公の幻想(幻想なのか何なのか最後まですっきりしない部分はありますが)も絡んでくるのですが、あくまでもサスペンスとしての楽しみ方なのだろうと感じました。でも、映像へのこだわり、ひいては作品へのこどわりをなんとなく感じることのできる映画でした。この勢いで他の作品も観てみたいと思います。

ストーリーは、人気絶頂のアイドルグループ・チャム(ネーミングも昔風ですな。)に属する未麻がグループを脱退し、女優に転身を図るところから始まる。しかし、未麻は脅迫めいたFAXを受け取り、また何者かが自分の名前でインターネット上で日記をかいていることに気づく。そして不可解な事件が次々へと起こっていく。。。。。。

あまり書くと、ネタバレになるが、最後の展開はなるほどなって感じです。言われてみれば伏線も張ってありますし。ただ、幻想の部分と現実はどうリンクするのか、という点が一瞬気にかかったのですが、そもそもリンクしていない(精神的に追い込まれただけ)と思えば、それはそれで納得かな。

ほとんど独り言になってしまいましたが。

 


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タロットカード殺人事件(Scoop) [★★★*(3.5)]

“タロットカード殺人事件(Scoop)”★★★*(3.5)

scoop.jpg 

監督:ウディ・アレン(2006年)

出演:スカーレットヨハンソン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン、イアン・マクシェーン、他

半年以上も前に飛行機の中で観た映画ですが、10月27日(土)より公開、ということでコメント。
ウディ・アレンの映画は今まで公開が話題になってもピンと来ず、余り見ていなかったのですが、
最近の2作品は結構、好きです。(この作品以外では、“マッチポイント”を観てる。)

なんとなく、邦題が白々しくなりすぎていて、題名だけ聞いたものはそれほどにはそそられない
のでは、と思う。工夫と意図するところは何となく分かるけど、なんかセンスを感じない。

ロンドンでは、切り裂きジャックの再来かと言われる連続殺人事件が起きていた。
スカーレット・ヨハンソン演じる女子学生はマジックショーで舞台に上げられ、中に
入ったら人間の体が消えては現れるというボックスに入れられる。そして、彼女は
そのボックスの中で、有名なジャーナリストの亡霊に遭い、連続殺人事件に関する
スクープを聞かされ、その真相究明を頼まれてしまう。

映画全体としては、犯人は一体、どうなるんだ、とテンポ良く進んでいくのですが、
下手したらミスマッチなコミカルさが妙にミステリー的な展開と合ってて面白いです。
予想外の展開あり~の、で案外楽しめます。

スカーレット・ヨハンソンもなんか微妙にださい?女子学生をコミカルに演じていて
よかった。マッチポイントでの超色っぽい彼女とは打ってかわったような役回り。
他の出演作としては、“プレステージ”、“アイランド”等もなかなかです。




 


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ナイロビの蜂 [★★★*(3.5)]

“ナイロビの蜂(The Constant Gardener)”★★★*(3.5)


ナイロビの蜂.jpg

監督:フェルナンド・メイレレス(2005年)

出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ダニー・ヒューストン他

前々から気になっていた映画をようやく観ることができました。
「シティ・オブ・ゴッド」の監督ということで期待も高まる。

ジャスティン(レイフ・ファインズ)は、イギリスの外交官としてケニアのナイロビに赴任。
ある日、救援活動家の妻テッサ(レイチェル・ワイズ)が殺されてしまう。ジャスティンは
テッサが死の直前まで何かを計画していたと思っており、失意の最中、陰謀を解くべく
動きだす。そして妻が追っていた事件がイギリスの製薬会社が現地で行なっていた
治験(人体実験)であることを突き止めるが、ジャスティンの身にも危険が迫っていた。

この作品はあくまでもラブストーリ-ということになるのだろうが、アフリカの実情をリアル
描いている(行ったことがあるわけではないので映画を観た感想でしかないのだが。。。)
ように思う。だからこそ、この重いテーマによって映画が活きてくるのだと思う。

命の重さが伝わってくるのは勿論、支援・救援とは何なのかというのも考えさせられます。
印象的だったシーンの一つに、ジャスティンがある医者に会うために訪れる医療センター
(といってもほったて小屋)に部族民が襲ってきて、国連の飛行機ですんでからがらで
逃亡する場面があります。ジャスティンは、一緒に逃げていた女の子も乗せようとするの
ですが、規則により医療センターの救助活動メンバーしか乗せられないと断られる。
確かに、パイロットの言うとおり、1人だけ乗せても仕方がない、キリがないのだというのは
事実かもしれない。一方で、今そこで救える命に手を差し出さなくてもよいのかという話もある
のではないかと思う。根本的な変化を加えていく必要もあるのでしょうが、1人1人の積み重ね
というのも意味あることに思えて仕方がならない。ただ、救援というのも、自立を目指すという
ことからは、ただ助けることでは長い目でみれば、為にならないですし。難しい話だと思います。

話は脱線してしまいましたが、見終わった後に爽快感はありませんが、じんわり来ます。
ジャスティンの命がけの信念と愛の深さを堪能して下さい。

それから、原題は“The Constant Gardener”ということで庭いじり好きなジャスティンの趣味
から来ているようです。邦題の“ナイロビの蜂”の“蜂”は映画を観る限り、悪玉のことを指している
ように思えますが、なかなか洒落の聞いた邦訳にも思えます。

昔、何かの雑誌で最近の映画タイトルの邦訳がイマイチになっているという記事を読んだことが
あって、要は英語をそのままカタカナにしてはい終わり、というパターンが多いようです。
トム・ハンクス、メグ・ライアン主演の“めぐり逢えたら”も“Sleepless in Seatle”が原題と
思えば、見事に訳したな、という気がします。

ナイロビの蜂

ナイロビの蜂

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 2006/11/10
  • メディア: DVD


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