運命のボタン [★★(2.0)]
“運命のボタン(THE BOX)”★★(2.0)

監督:リチャード・ケリー(2009年製作)
出演:キャメロン・ディアス、ジェームス・マースデン、他
う~ん、なんだか消化不良という感じの映画です。予告は観たいと思わせるものでうまく作られてあるなと思う一方、おそらく観た大半の方は、途中から、“おいおい、そっちの方向に行くのか・・・?!”と思ってしまうにちがいない・・・。
話としては、ある家庭にある日、箱が届けられて、開けてみると赤いボタンのついた装置が入っていて、夕方に訪ねてくるというメッセージがある。実際に夕方にある男が尋ねてきて、提案する。このボタンを押せば、百万ドルを渡す、その代わり知らない誰かが死ぬ、という(実際に現金を見せながら)。24時間後に装置の回収をするということで猶予が与えられ、また他の人には決して言ってはいけない、という。結局、妻はボタンを押してしまうのだが・・・・。
ここからの展開がきっとこの映画のみどころで、じわじわ見えない何かの恐怖がやってくるというような若干スローでありながら、ひやひやする感じ。ただ、あるところから、段々、?!と思ってくる。思いっきりミステリー色を想定していたら、SF色が出てきて・・・。これ以上は書かないけども、引き込まれていくだけに、ちょっとうっちゃりされた気分です。意表を突く意図があったのであれば成功かもしれませんが、なんかしっくり来ない、後味はあまりよくない映画なので、映画好きではない人にはあまりおススメできないという評価です。
特攻野郎Aチーム [★★★★(4.0)]
“特攻野郎Aチーム(THE A TEAM)”★★★★(4.0)

監督:ジョー・カーナハン(2010年製作)
出演:リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、シャールト・コプリー、他
昔、テレビドラマシリーズをみていた記憶は残っていて、しかも、このテーマの音楽は明確に覚えていて、映画化の話を聞いたときは懐かしくて、映画館に観に行くぞ、と決めていました。公開後まもなく観に行ったものですが、コメントします。
テレビドラマシリーズでは、既に追われ者になっているAチームが、いろいろなところに行き、人助けをする、そして見つかり追われ逃げるという展開と記憶している(小学生の頃の話で記憶も曖昧です)が、映画では、ある意味、誕生秘話といいますか、特殊部隊として活躍していた時代から、無実の罪で追われ者になっていく経緯が描かれています。そういう意味ではドラマシリーズとは違う楽しみ方もできるし、一方でキャラクターは、そのまま引き継がれているので、ファンにとっては、たまらない、といったところでしょうか。
さて、映画としての内容ですが、オリジナルの無茶な展開に加え、アクションも満載で楽しめる内容になっています。元々のシリーズを知らない方でも十分見ごたえがあるように思います。
特殊部隊として活躍していた通称Aチームは、ある陰謀に巻き込まれ、無実の罪で投獄されてしまう。なんとか脱獄した(この辺も陰謀に絡んでいますが)チームは、身の潔白を証明しようと立ち上がる、というのがストーリー。
元々知っている人も知らない人も、細かいことを気にせず楽しめる映画です。
ハングオーバー [★★★★*(4.5)]
“ハングオーバー(THE HANGOVER)”★★★★*(4.5)
監督:トッド・フィリップス(2009年製作)
出演:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィナーキス、他
前々から気になっていた作品。DVDを借りてきて観ました。いかにもアメリカっぽいB級映画(といってもめちゃくちゃ売れていますが)という感じで笑えるだろうなという期待を持っていましたが、裏切らない展開でした。展開・ストーリーのみならず、言葉もかなりお下劣ですが、笑えます。
ストーリーは、独身最後のバチェラーパーティの為にラスベガズに向かった4人(花婿、花婿の親友2人、花嫁の弟=こやつが曲者)の身に起こるドタバタ劇。ベガスのホテル(これ、実際のホテルで撮影してます)のスイートを借り、一夜限りハメをはずそうと乾杯し、気付いてみると朝。部屋は荒れに荒れ、トイレに行くと虎がいるわ、部屋には赤ん坊がいるわ・・・。そして誰も記憶がない。そして最悪なことに翌日結婚式を控えている花婿がどこにもいない。ということで、残された4人は残されたヒント(病院のタグとか)から花婿を探すことになるが、記憶のないまま、はちゃめちゃなことをしていたことが次々とわかってくる・・・。
花嫁の弟のキャラが完全に曲者で、展開は余りにもはちゃめちゃなんですが、なんとなく、アホみたいにはしゃいでしまう男たちの姿は憎めず笑える。酔っぱらって(厳密には原因はこれだけではないのでうすが・・・)、本性が出てしまうと考えると怖いですね。日本にはバチェラーパーティーが根付いてなくて逆によかったのかもしれないですね。
話はそれましたが、気軽に観られる映画としてはオススメです。
南極料理人 [★★★★★(5.0)]
“南極料理人”★★★★★(5.0)
監督:沖田修一(2009年製作)
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、豊原功補、高良健吾、西田尚美、他
久々に更新です。といっても観たのは少し前になってしまいます。めちゃくちゃくだらなくて、めちゃくちゃ面白い映画に出会いました。ストーリーとしては、ひょんなことから南極観測隊に料理人として派遣されることになった主人公を軸に観測隊の1年半の生活を描くもの。しかも有名な昭和基地からさらに遠く離れた、微生物すらも生きることのできない場所。
これ、実は、以上でほとんど終わり、という映画なんです。ただ、何もないが故に小さい(と普段思われてしまうこと)ことの大きさであったり、普段できていることのありがたさ、ひいては近しいもののありがたさ、を見事にコミカルに描いている。2時間程の映画ですが、よく笑い、そしてあっという間に見終えていた。展開はどちらかというと淡々と進んでいく感じなのですが、意外とみなさんも引き込まれていくのではないかと思います。また、キャストも絶妙でコミカルさをうまく料理しています。ぜひぜひ観てほしい映画の一つです。
サマーウォーズ [★★★★(4.0)]
“サマーウォーズ”★★★★(4.0)

監督:細田守(2009年製作)
出演:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、他(声の出演)
“時をかける少女”の監督の新作、DVDで借りてきて観ました。前から気になっていましたが、期待通り、イメージ通りの映画でした。高校生・健二は、夏希先輩にバイトを頼まれる。それは、彼女の田舎に行ってお祖母ちゃんの誕生日祝いの手伝いをして欲しいというもの。なんでも武田家の家臣の血を引く家柄で親戚も多いので、という。行ってみると、夏希からは、婚約者のふりをするように頼まれ、しぶしぶ受けることになるが・・・。ここから、いろいろとトラブルが発生し、世界を救うため!?に家族が立ち上がり戦っていくことになる。
これだけでは、なんのこっちゃ?って感じでしょうけども、舞台は長野の田舎、歴史ある家としつつ、ネット世界では皆が自身のアカウントを持ち、アバターを駆使している。ネットの世界で事件が起き、それが現実世界を脅かす、なんともリアルな設定のようにも感じてくる。
なんとなく純粋に楽しもうと思って借りたが、不思議と感情移入してしまい、案外のめりこんでしまいました。大人でも楽しめる作品だと思います。








